ここのお湯の歴史は古く、昔からこの地の温泉が人々に愛されてきました。
初めて足を運んだ人々も、その泉質の良さや美しい景色に魅了され、口コミで評判が広まりました。そして、施設の新築からアップデートを経て、現在のラビスタ阿寒川に至っています。
「カムイの湯」は大自然に溶け込む源泉かけ流しの湯
大自然に抱かれての温泉体験は、まさに心と体の至福のひととき。
泉質はアルカリ単純泉で、肌を滑らかに保ち、心地よいリラックス効果をもたらします。
源泉かけ流しの湯船に浸かれば、日々の疲れがどこかへ消え去るような感覚が広がります。
特に露天風呂からの景色は絶景で、かなりの確率でエゾシカが姿を現すなど四季折々の興味深く美しい風景を楽しみながら入浴することができます。
晴れた日の夕暮れの時刻には、夕焼け空と一体となるなど、一層の贅沢さを味わえるでしょう。
大浴場には、今人気のサウナも完備されています。
普通サウナというと木の壁に囲まれていたり狭かったりと多少閉塞感があるものですが、
こちらのサウナには大きな窓がありますのでサウナからもまた、ゆったりと自然が満喫できるので
暑さも忘れて時を過ごしてしまうかもしれません。
貸し切り風呂も レンガ造りの「星の湯」ヒノキ造りの「月の湯」陶器造りの「風の湯」と3つあり、24時間利用可能です。
空きの表示があれば予約の必要はなく、いつでも何度でも楽しめるのも魅力です。
地産地消、味覚を極める至福の食を体験
レストラン「ワッカピリカ」にて朝夕食が楽しめます。
阿寒川の美しい自然に囲まれた「ラビスタ阿寒川(共立リゾート)」での食事体験は、単なる食事以上の、心と舌を満たす至福の時と言えるでしょう。
地元農家や漁師から届く新鮮な食材が、丁寧に調理されます。
その一皿一皿からは、阿寒の自然の恵みと職人の情熱が感じられます。
また、季節ごとの食材を活かした創作料理や四季折々の恩恵を受けた食材が、
メニューに華を添えます。
地域の特産品や珍しい食材が使われることもあり、食卓はまさに驚きと楽しみに満ちています。
春の新緑、夏の豊かな味わい、秋の収穫、冬の贅沢な食材、それぞれの季節が持つ風味を感じると
食事のひと時も更に思い出深いものになるのではないでしょうか。
レストランの窓に広がるのは、阿寒の大自然の風景。
夕食時にはライトアップされ、食事と季節ごとの自然の美しい風景が交わる瞬間は、自然と調和する特別な瞬間となります。
北海道の恵みたっぷりの美味しい料理と美しい自然の景色、それがラビスタ阿寒川の食体験です。
名物は「コタン鍋」
最初はブイヤベース仕立ての出汁で提供されますが、チーズソースも添えられていて、いわゆる
味変が可能なのと、最後には雑炊やカレーなどで〆を選ぶサービスもあって好評です。
朝食はブッフェではありませんが、和食と洋食から選ぶことができます。
卓上コンロで魚を温めて食べられるなどの工夫があり、和食が高評価のようです。
連泊でも毎日違ったメニューですので食べ飽きせず箸がすすみます。
全室に檜の温泉が!開放感溢れる客室
ゆったりとした客室は、ラビスタ阿寒川の滞在をさらに快適なものにしています。
和モダンなインテリアが心地よい雰囲気を醸し出し、木のぬくもりを感じることができます。
窓からは阿寒川の美しい流れや周囲の自然が一望でき、その景色はまるで絵画のよう。
また、全客室に檜の温泉風呂が備わっており、贅沢な時間を過ごせることまちがいなしです。
部屋のタイプは4種類
☆ツインルーム
☆ダブルルーム
☆トリプルルーム
☆スイートルーム
森側、川側で選ぶことができます。
トリプルルームと言っても4名で利用できるデラックストリプルルームも用意されているので
ファミリーでのご利用にもおすすめです。
ベッドはシモンズ製。
窓際には景色を楽しむベンチシート、リビングにはソファーがありゆったりとくつろげます。
解放感溢れる景色を前に静寂な客室で過ごす時間も、旅の思い出のひとつとなることでしょう。
嬉しい心遣いと気をつけておきたいこと
こちらのホテルにはとても嬉しい心遣いのサービスがあります。
主に「集い処ウタル」にて提供されています。
夕食が二部制なので、後半に振り分けられた方など、どうしても小腹がすいてしまうことがあります。そんな時のために「おしのぎ」が用意されています。
(一例では北海道産のジャガイモやトウモロコシなど)
ラーメンですがこちらの共立リゾートの名物で全国のホテルで出されているようです。
通常の一食分よりは少なめの一杯ですので遅い時間でもつるっと食べられてしまいます。
湯上りにはアイスキャンディーとソフトカツゲンが用意されています。
ソフトカツゲンは北海道のソウルドリンク(甘い乳酸菌飲料)です。
コーヒーマシーンが設置されているのでいつでも無料のコーヒーが飲めます。
紙コップタイプで蓋も用意されていますのでそのまま部屋やお気に入りの場所、ぶらりと散歩に出かけるときなど自由に持って行けます。
よく、見落とされて後から残念な思いをされる方もいるようですが、
各客室にはお茶はもちろん、コーヒー豆とミルなど挽きたてのコーヒーを楽しめるセットが
用意されています。
お好みですが、是非お忘れなく。
次に気をつけておきたいことです。
浴衣ではなく作務衣タイプの物が用意されています。
全館それでOKなのですが、寝る時には少しモタモタ感がありました。気になる方は自前のパジャマなどを持参するといいかもしれません。
洗い場がありませんので部屋風呂か大浴場にてさっぱりされてから楽しむとよいでしょう。なお、季節にもよるかと思いますがお湯は熱いめです。
前述にあった通り夕食は二部制です。
17:00~と20:00~ となっていて時間帯を予約することはできません。
口コミでそのことに不満を感じた方も多いようですが、せっかくお金を出して楽しみに行くわけですから、事前に知っておくことで前半でも後半でも受け入れる気構えでいればストレスなく宿泊できるのではないかと思います。
森の中にあるホテルですのでTVは地デジはなく、BSとWOWWOWのみとなります。
携帯の電波もあまり良くなかったと思いますが、仕事などでどうしても携帯電話を使用しなければならない方は事前にホテルに確認されることをお勧めします。
天候が良いと、川には釣り人が見られます。
一応、ホテル側の注意看板が出ているのですが時として夢中になる余り、お風呂や部屋の近くまで
来てしまっていることがあります。そんな時は直ぐにフロントに連絡して対処してもらいましょう。
ホテル内には昼食をとれるレストランなどがありませんので、連泊の方はどうしても外出して食べることになります。
阿寒湖畔まで行くとおしゃれなカフェや郷土料理を提供しているお店がありますので行ってみると
良いでしょう。(阿寒湖周辺までは車で15分程度)
アクティビティーや近隣の観光について
「ラビスタ阿寒川(共立リゾート)」では渓流釣りができます。
ホテル周辺で渓流釣りをされている方たちのお目当ては「ニジマス」です。
道具の貸し出しなどはないので持参しなければなりませんが、日頃趣味で川釣りをされる方は
川面を見ただけでワクワクするのではないでしょうか。
また、阿寒湖の方に出向くとワカサギ、アメマス、ヒメマス、イトウ、コイなど多種の魚が生息していて釣りを満喫することができます。
ホテルは阿寒摩周国立公園にありますので全体が観光スポットと言っても過言ではないくらいですが
極近隣では阿寒湖畔、アイヌコタン、マリモ展示観光センター、阿寒湖畔エコミュージアムセンター
などがあります。
マリモ展示観光センターへは遊覧船で雄阿寒岳、雌阿寒岳を眺めながら立ち寄ることができます。
(所要時間:約85分 乗船運賃:大人 2000円 子供 1040円)
その他、レンタサイクルも利用可能です。
ここまでは春夏秋のアクティビティーのご紹介でしたが、実は極寒の阿寒湖こそがお勧めなんです!
想像を超えた寒さですが、だからこそ綺麗だったり感動的だったりするんです。
全面結氷の阿寒湖の湖上では誰でも楽しめるワカサギ釣り(貸し釣り竿有り)や氷上バナナボート
スノーモービル体験など、いつの間にかそこが湖上であることを忘れて遊んでしまいます。
釣ったワカサギはその場で天ぷらにしてくれるサービス(有料)も。
また、近くには大規模ではありませんが阿寒湖畔スキー場もあるのでスキーやスノーボードなども
楽しむことができます。
ラビスタ阿寒川のまとめ
ラビスタ阿寒川(共立リゾート)」は、阿寒の自然や温泉文化と調和しながら、滞在者に贅沢なひとときを提供しています。忙しい日常を忘れ、自然と共に過ごす特別な時間は、心身をリフレッシュさせ、素晴らしい思い出となることでしょう。
「イランカラプテ」はアイヌ語で「あなたの心に触れる」
ラビスタ阿寒川への訪れを、心よりおすすめいたします。
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